2013年12月01日
【持続可能な新月伐採&間伐作業】
先日、「持続可能な新月伐採&間伐作業」をエコラの森(川渡温泉)で開催しました。
講師はNPOしんりんで専属のキコリをしている伊藤淳さん。
参加者が安全に作業できるように丁寧に指導してくださいました。
木の成長が止まる晩秋〜冬の期間を、「伐り旬(きりしゅん)」といいます。
天候には恵まれましたが、木陰の多い森の中では少し肌寒かったです。
少し暑すぎる、くらいの格好の方がちょうど良かったです。
(ちなみに、私はジャンパーの中にフリース、ジャージなど4枚着込みました。ズボンの中にはタイツ、上にはウィンドブレーカーを履いての作業。少し汗ばみましたが、ちょうど良かったです。)
(山の神様に、作業の無事をお祈りします)
(女性の方々も伐倒に挑戦!)
(もちろん、男性陣も大活躍!経験者の方には太い木を切っていただきました)
作業終わりに伐倒した木の前で集合写真。
お昼には社長特製の豚汁!
晩秋の森の作業終わりに温かい豚汁、とっても美味しかったです!!
(食べるのに必死で写真を撮り忘れました。社長、すみません)
午後からはNPO法人日本の森バイオマスネットワーク副理事長、NPOしんりん理事長の大場隆博さんによる山のお話。
山の現状やNPOしんりんが取り組んでいる自伐林業、そして新月伐採についてお話いただきました。
イベント終了後はみなさん川渡温泉にご入浴。
山仕事の後の温泉は格別でした。
M. Kikuchi
宮城県 工務店 自然素材 大工の技と地域の文化 左官 庭師 宮城県産・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナブル・コミュニティ サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2013.12.01 15:41 PM | comments(0)
2013年11月28日
【住み継ぎの家】〜建て方(構造の見学も出来ます!)〜
先日、「住み継ぎの家」(泉ヶ岳)で建て方が行われました。
「手のひらに太陽の家」、「受け継ぎたい白壁の家」(塩釜)、「きなりの家}(泉ヶ岳)を建てた松坂大工さんが、「住み継ぎの家」の棟梁。
一本一本墨付けした木材が次々と組み立てられていく様子に、熟練の大工の息吹を感じます。
(右手前が松坂棟梁。左手奥は息子さん。親子大工さんです。)
特に苦労したというのが、100年を越す数々の古材。
古材だけで、重さは1トンを超えると言います。
これだけの重さが上からかかっているので、一般住宅よりも断然丈夫、
自分達も胸を張れる建物だ、と棟梁は話してくれました。
古材を組む時は、通常の構造材以上に時間がかかってました。
これも、通常の構造材は古材と比べれば、まだ新しく柔らかいので組み立てやすいのですが、
100年を越す古材は目が詰まっていてとても固く、何度も何度も玄翁(げんのう)でたたかなくてはいけないため。
さらに、その古材の梁は3重に組み立てられているのです!
これも、松坂棟梁に伝わる伝統の工法。
大工さんがかけた技と時間だけ、家は丈夫になるのだと思いました。
「住み継ぎの家」(泉ヶ岳)の構造は見学可能です。
古材がむき出しになっている美しい架構を見られるのは、今だけです!
(実物は写真よりも遥かに迫力があります!)
ご見学希望の方は、お気軽にご連絡ください。
(tel:0120-317-618、mail:info@sustainalife.co.jp)
M. kikuchi
宮城県 工務店 自然素材 大工の技と地域の文化 左官 庭師 宮城県産・国産無垢材 持続可能な社会 サスティナブル・コミュニティ サスティナライフ 森の家
サスティナライフ | 2013.11.28 13:16 PM | comments(0)
2013年11月20日
【森びとの会】森びと定例会@宮城
先週、登米市登米の「手のひらに太陽の家」を会場に定例会を開催しました。
新たな出会いと新たな取組みについて議論を重ね、今後の活動について
取りまとめ、決定。集中した時間は驚くほど早く過ぎますね。
快晴の青空。太陽光パネルもうれしそう(笑)。
翌日は、建築家 隈研吾氏設計の伝統芸能伝承館「森舞台」と「みやぎの明治村」
界隈をのんびりと散策。過ぎゆく秋を思い思いに満喫。
武家屋敷「春蘭邸」。急な冷え込みで一気に落葉したとのこと。絨毯のようです。
季節外れ?その1本の木だけ開花していた桜。
午後からは仙台泉ヶ岳まで移動、「きなりの家」までお越しいただきました。
会員各社の地域、風土に根ざした家造りの貴重な情報交換&学びの時間から、
さらにこれからの新たな展開へと歩みを進めることとなりました。
「家づくり集団 森びとの会」次回定例会は3月、北海道(札幌)で開催です。
by emi.O
サスティナライフ | 2013.11.20 17:27 PM | comments(0)