家づくりの大前提は、家族の健康を考えて自然素材をふんだんに
取入れた家であること。そして風景に馴染んだ建物をつくること。
今回の敷地は、元々は牧草地。この農地を一部転用して1000㎡の
敷地を造成しました。
ここに姉妹隣り合わせに、二棟(ふたむね)を新築します。
子どものころには、この斜面で姉妹で上から転がったりして遊んで
いたそう。
今度は子どもたちのために、斜面を利用してちょっとした遊び場も
作る予定です。
震災による自宅の流出で高台への移転も考えましたが、地域の過疎化
が進み、この地に残ることを決意。
姉妹が育んだこの地で、今度は家族で力を合わせて、少しずつ地域に
恩返しをしていきます。